まったく無駄な節約

節約

「まったく無駄な節約」として、意外と効果が薄い、あるいは逆効果になりがちな節約方法を説明します。節約自体が悪いわけではありませんが、効果が小さい方法に固執するより、時間やお金をもっと有効に使えるポイントを見つけることが重要です。

1. お買物編

安いモノだけを買う

確かに安い商品は魅力的に見えるかもしれませんが、品質が悪いために壊れやすく、結局買い替えにお金がかかります。例えば、靴や電子機器などは、多少値段が高くても長持ちするものを選ぶ方が結果的にお得です。長期的な視点で考えることが、真の節約に繋がります。

クーポンのために無理に買い物する

クーポンやセールは一見お得に見えますが、必要ないものを買ってしまうことが多いです。特に「◯円以上購入で割引」「▲円以上お買い上げで送料無料」といったキャンペーンに乗ってしまうと、余計な出費が増えます。本当に必要な時にだけ使うことが賢明です。

量販店やスーパーの安売りを追いかける

特売日を狙って遠くのスーパーに行ったり、何店舗も回って安い商品を探すのは、時間やガソリン代を考えると本末転倒です。ネットショッピングなども活用して、時間効率的に必要なものを手に入れる方法が賢明です。

2.変動費

電気代節約のために家電を頻繁にオンオフする

冷蔵庫やエアコンなど、電化製品をこまめにオンオフするのは節電にならないことが多いです。特にエアコンは、頻繁に起動・停止を繰り返すと、再起動時に大量の電力を消費します。むしろ一定の温度でつけっぱなしにする方が省エネになる場合があります。

水道代を節約するためにシャワーの水圧を極端に下げる

シャワーの水圧を下げて節水しようとしても、結局時間がかかって水を多く使ってしまうことがあります。バランスよく適切な水圧で短時間のシャワーを意識する方が、節水効果が高いです。

ガソリン代を節約するために安いが遠くのガソリンスタンドに行

ガソリン代を節約しようとして遠くのガソリンスタンドまでドライブすると、結局その移動にかかるガソリン代や時間が無駄になります。近場で価格差が少ない場合は、時間と労力を優先するのが合理的です。

銀行やATM手数料を節約するために無理に時間を合わせる

そもそも、ATMに手数料をとられないようにすべきです。その上で、ATM手数料を節約するために、時間をわざわざ調整して手数料が無料になる時間帯に行くことも、トータルでは無駄になることがあります。1回100円程度の手数料を気にするより、その時間を使って他のことをする方が得策です。


節約は大切ですが、無駄な節約に時間やエネルギーを使うより、賢くお金を使うことが重要だという視点を伝えたいです。節約するために費やした時間は、そのまま稼ぐための時間や愉しむための貴重な時間とトレードオフです。長期的な視野とバランスの取れたアプローチを心がけましょう。

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