対象は eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(オルカン)で、これは世界株式指数 MSCI ACWI に連動しています。
① 世界の長期低成長(日本化)
もし世界経済が日本のような
- 低成長
- 低金利
- 人口減少
の状態になると、株式の期待リターンは大きく低下します。
参考例
日本の失われた30年
日本株は1990年から30年以上、
長期でほぼ横ばいでした。
これが世界規模で起きる可能性です。
② 人口減少の加速
世界人口は将来ピークアウトすると予測されています。
研究では
国際連合 が
2100年頃に人口減少が進むと推計しています。
人口減少 → 消費減少 → 企業成長鈍化
となり、株式市場の成長率が下がる可能性があります。
③ 利益率の低下(資本収益の縮小)
もし
- 法人税増税
- 独占規制
- 労働分配率上昇
などで企業利益率が低下すると、株式リターンは落ちます。
特に巨大企業への規制強化が進むと、
Apple
Microsoft
のような企業の利益率が縮小する可能性があります。
④ 地政学ブロック化(グローバル化の逆転)
もし世界が
- 米国圏
- 中国圏
- 欧州圏
などに分断され、貿易が減ると
企業成長率は低下します。
例として議論されるのが
米中貿易戦争
グローバル化の逆回転は
長期成長を弱める要因です。
⑤ 技術進歩の鈍化
もし
- AI革命が期待ほど進まない
- 生産性が伸びない
場合、株式市場は停滞する可能性があります。
経済学では
「長期株式リターン ≒ 経済成長率+配当」
と言われるため、成長が止まれば株価も停滞します。
経済学者の一般的な見方
多くの研究では、世界株式の長期実質リターンは
年3〜5%程度
と予想されています。
ただし
- 低成長時代
- 人口減少
が重なると、1〜2%台になる可能性もあります。
