実家を相続して発覚「建物が未登記?」私が売却前に確認したこと

相続

「親が住んでいた家だから、当然きちんと登記されている」

私はそう思っていました。

ところが、親が亡くなり実家を相続して調べ始めると、建物の登記について確認しなければならないことが出てきました。

しかも実家には母屋だけではなく、物置など複数の建物があります。

固定資産税も払われていました。

それでも、私がイメージしていた「税金を払っている=登記もすべて問題ない」と単純には考えられませんでした。

実家を将来売却するつもりだった私は、

「このまま不動産会社に相談して大丈夫なのか?」

と不安になりました。

今回は、実家の建物について疑問が出てから、私が実際に確認していった流れを書きます。

1.固定資産税を払っているから大丈夫、ではなかった

実家には以前から固定資産税がかかっていました。

そのため私は当然、

「役所が家屋として把握しているのだから、登記もされているだろう」

と思っていました。

しかし実家じまいを進める中で、固定資産税の課税と法務局の登記は別に確認した方がいいことを知りました。

そこで改めて、土地だけではなく建物についても状況を確認することにしました。

実家を相続するまで、私は「登記」と「固定資産税」の違いを深く考えたことがありません。

実際に自分が所有する立場になって、初めて気付いたことでした。

2.母屋だけでなく物置なども確認した

私の実家には、居宅だけではなく物置など複数の建物があります。

ここで、

「この建物はどうなっているんだろう?」

という新しい疑問が出てきました。

古い実家の場合、親から「この建物はこういう登記になっている」と説明を受けている人ばかりではないと思います。

私もそうでした。

見た目では普通に建っている建物でも、登記上どう扱われているのかは自分では判断できません。

そこで私は、

自分で推測するより、専門家に確認してもらおう

と考えました。

これが実家の建物を本格的に調べ始めるきっかけになりました。

3.土地家屋調査士に相談した

建物の状況を確認するため、私は土地家屋調査士に相談しました。

実家が遠方にあるため、専門家選びでも迷いました。

最終的には現地の事情を確認してもらいながら、必要な手続きを進めることにしました。

ここで感じたのは、

「分からない登記を自分だけで解決しようとしなくてよかった」

ということです。

ネットで調べれば、登記について多くの情報が出てきます。

しかし自分の実家の建物がどのケースに該当するのかは、ネットの記事だけでは判断できません。

特に母屋以外にも建物がある場合は、現物と資料を確認したうえで判断してもらう方が安心だと感じました。

4.建物の表題登記を進めることになった

確認を進めた結果、私は実家の建物について表題登記の手続きを進めることになりました。

土地家屋調査士に依頼し、必要な資料をそろえ、建物の状況を確認してもらいました。

普段の生活では「表題登記」という言葉すら、ほとんど意識することはありません。

私も実家を相続しなければ、詳しく調べることはなかったと思います。

実際に進めてみると、

「実家を売る」

という一言の前に、やっておくことがいくつもあることが分かりました。

家の中を片付けるだけでは、実家じまいは終わりません。

5.表題登記の次は保存登記へ

表題登記について進めた後は、所有権に関する登記も必要になります。

私はこの部分について司法書士へ依頼することにしました。

ここで初めて、

土地家屋調査士と司法書士では担当する手続きが違う

ということも具体的に理解できました。

実家じまいを始める前の私は、

「登記なら司法書士に全部お願いするのかな」

という程度の知識しかありませんでした。

実際には、建物の状況によって必要な手続きも、相談する専門家も変わります。

分からないことを一つずつ確認していく。

結局、それが一番確実でした。

6.登記を確認してから売却へ進むことにした

私の最終的な目的は、登記そのものではありません。

実家をきちんと整理し、売却できる状態にすることです。

そのため、いきなり不動産会社へ「この家を売ってください」と依頼するより先に、まず土地と建物の状態を整理することにしました。

登記。

家財。

親族の荷物。

鍵。

そして不動産会社選び。

実家じまいでは、こうした問題がすべてつながっています。

一つ解決すると、次にやることが見えてきます。

私の場合、建物の登記を確認したことで、ようやく売却に向けた次の段階が見えてきました。

古い実家ほど「たぶん大丈夫」で進めない

今回の経験で私が一番感じたのは、

「親が何十年も普通に住んでいたから大丈夫」と思い込まない方がいい

ということです。

固定資産税を払っている。

電気も水道も使っていた。

家には何の問題もなく住めていた。

それでも、相続して売却しようとすると、それまで見えなかった確認事項が出てくることがあります。

私自身、実家を相続するまで建物の登記をここまで意識したことはありませんでした。

だから、これから実家じまいを始める人に伝えたいのは、

まず「実際にある土地・建物」と「登記されている土地・建物」を確認する

ということです。

もし自分では分からなければ、無理に判断する必要はありません。

私も土地家屋調査士や司法書士の力を借りながら、一つずつ進めています。

実家じまいは、一気に終わらせるものではありません。

登記を整える。

荷物を整理する。

不動産会社を探す。

そして売却する。

私もまだ途中です。

このブログでは、実家を売却するまでに実際に何をしたのか、いくらかかったのか、どこで迷ったのかも含めて、引き続き記録していきます。

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